弊社も本日2件「購入者へのメッセージを送信できませんでした」と表示されておりましたので、テクニカルサポートへメッセージ管理の仕様と規約の改善を陳情いたしました。
1/4付の新着情報(正月休業中の業者もいる中、こんな重要なことを告知するのはいかがなものかとも思いましたが…)に記載されておりましたので、その後、私個人のアカウントを使い検証した結果及び購入者としてカスタマーサービスへ問い合わせてみた際の回答、セラーセントラルの回答についてまとめてみました。
1.出品者側のメッセージ管理画面に「購入者へのメッセージを送信できませんでした。」と表示された際の購入者側の実際の挙動については、従来のエラー表示時とは違い購入者側の「メッセージセンター」に表示すらされません。(*以前のエラー表示時には購入者様の利用している端末に、利用状況や受信設定によりメールが着信していないだけで、Amazon.co.jp内の「メッセージセンター」でメールの内容については確認することが出来ました。)
2.購入者側のメッセージセンターに表示されていないという事は、購入者のアカウントに表示されている情報を参照しながら対応しているアカウントサービスでも、メールの有無、メールの内容については参照不能。
3.今に始まったことではないですが、基本的に『アカウントサービス』と『セラーセントラル』は別部署であり、『アカウントサービス』は購入者側の情報のみ、『セラーセントラル』は出品者側の情報のみしか持っておらず、部署間の情報の共有はされていない。
4.Amazon.co.jp上にすでに表示されている情報(出荷予定日・配送予定日など)をメールに掲載して送信すると規約違反に該当する可能性が高い。(とセラーセントラルからの回答にありましたが例外があるのでしょうか?)
5.メールの送信自体は表題『追加の情報が必要』で送信できます。表題『重要』については、そもそもそういった仕様変更(新たに表題がプラスされるのか?)があるのか弊社が問い合わせた時点ではセラーセントラルにも情報が来ていないとのことでした。
と以上のような感じです。怖いのは『2』の内容で、従来であればこちらの送信しているメールの内容をアカウントサービスでも参照することが出来ましたので、購入者様の言い分と出品者側からのメールの内容を精査した上で対応が行われておりましたが、アカウントサービスで出品者からのメールを参照することが出来ませんので、購入者の言い分のみで対応が開始されることになります。アカウントサービスは出品者側の仕様、セラーセントラルで行われている指導等について全く何も知りませんので(私も今回話してみて同じ会社だろ?と驚いたのですが)、現状でも稀にくらわされてきましたが、アカウントサービスが暴走しないかが気がかりです。
結論といたしましては、少しでもトラブルに発展する可能性がある件については、後々トラブルに発展した際の解決の糸口とする為、表題『追加の情報が必要です』を使用し、規約違反になる可能性が高かろうとお客様側に痕跡を残し、アカウントサービスが参照可能な状態を作る必要があるように感じます。
そもそも弊社では、注文確定後のお客様からの問い合わせ内容で多いのは『商品確保の可否』(在庫商品のみ販売しているので心配する必要はほぼ無いのですが…)と『発送タイミング』と『配送予定日』及び『遅延状況について』で、それらの情報についてわざわざ弊社へお問い合わせをする手間を取らすことが無いように事前通知を行っております。(こちらが送信したメールを読んでいないのか、事前通知しているにもかかわらず、それらの内容の問い合わせだけで、全体の90%ほどでしょうか。)あとはトラブルを未然に防ぐための各種確認のためのメールでしょうか。それら(住所不備時の住所確認を除く)が規約違反と言われましても・・・。Amazon.co.jpはトラブルに発展してから『メールが着信しないように設定しているあなたの自己責任』と切れというのでしょうか?
Amazonは「購入者様第一」、「世界で一番購入者様を大切にする企業」などと彼方此方で宣伝して回っております。また、「利便性の追求」も同じく謳っていることなのですが、「購入者様の利便性」については追及しないの?と今回の件で感じました。
今回の仕様変更で、購入者様の利便性が向上したとは思えないのですが・・・。
むしろトラブルの種かと・・・。