生活を資する方法が他に見つからず利益追求のはての結果でした。

どこから、Amazonで販売すれば生活できる(利益を得られる)という情報を得たのですか？世の中、そんなに甘くはないですよ。いや、Amazonで儲ける事ができたというのは、セラーの数が少なかった昔の話。Amazonセラーは中国人セラーも増えすぎて、すでに飽和状態。セラーの数が多すぎる今、簡単に儲けるなんて事はできません。Amazonで売れば儲かるなんていうのは、ゆうちゅうばや情報屋の、たたのアクセス数を稼ぐためりの売り文句です。セラーが過多で競合過多、がんばっても薄利しか得られない今の状況で、これから参入なんて、遅すぎますよ。

いや、参入しても構わないのですが、「過大な期待」は抱かない事です。

「過大な期待」とは、「生活資金レベルの収入を稼ぐ」事。

なぜなら、「ただ単にAmazonで販売する事だけでは生活資金レベルの収入を稼ぐ事はできない」事は、少し考えればわかるはすです。

どのような商品を、いくらで仕入れていくらで販売し、月額どのくらい売れるか、
手数料や経費がどの程度掛かるか。それらの金額(数値)が根拠のある実績に基づいて、初めて将来予測、つまり収入の見込みが成り立ちます。

しかも、Amazonは競合発生状況により売上が大きく左右されるマーケット。
過去の実績がそのまま未来に通用するとは限りません。

例えば、今回、販売するべきでない「高リスク」商品を商材として選んでしまいましたね。

「販売すべきでない商品」というのは、真贋や知的財産、権利侵害の疑いで違反申告されやすい商品。それに対する備え、準備を全く知らない初心者が扱う商材ではありません。違反申告される可能性が高いので、手を出すセラーは多くはありません。

本来、「販売しやすい」商品、リスクの少ない商品には多数のせどらー、Amazonセラーが群がります。結果として得られる利益は薄利になり、生活するためには多数の商品を販売せざるを得なくなります。

少しでも高い利益を得ようとして手をだした結果が高リスクの、今回のような商品という事になるわけです。

Amazon販売で成功者もいるのは確かですが、何のアテや根拠もなく、「Amazonで販売すれば生活できる」なんて言い方は馬鹿げているのです。考えればわかるでしょう。「物を左から右に動かして儲けよう」「楽して大金を稼ごう」と思わないでください。

生活資金を得る目的であれば、Amazon販売のような保証のない世界より、賃金が少なくとも確実で地道な仕事を選ぶ事です。そのような仕事こそ、他人に誇れるまともな仕事です。力仕事にしても、事務作業や技術屋でも何でもいい、地道に自分に合う仕事を探してください。