Amazon発のメール「【重要】 未対応の場合、長期在庫追加手数料が発生するFBA在庫があります」の内容の誤りについて
昨日(12/6)、「【重要】 未対応の場合、長期在庫追加手数料が発生するFBA在庫があります」というタイトルのメールが届きました。同じ内容のメールが届いた方、いらっしゃいますか?内容を見て何か変だと感じた方はいないでしょうか。私は届いたメールの内容が誤っているように思えます。
メールの趣旨は、長期保管在庫手数料課金対象(271日以上)のFBA在庫を抱える出品者に対して、「放置しておくと課金されるから対応(返送やセールによる在庫処分)を検討してくれ」というものです。そして、メールには以下のように記されています。
1.「該当の長期保管在庫は、以下FBA在庫ページリンク内の在庫の”保管日数”欄を参照いただくことでご確認いただけます。」
2.「長期保管在庫になることをあらかじめ避けたい場合は、以下の販売可能な在庫の自動設定ページで、長期在庫追加手数料の対象となる在庫を自動的に返送、または所有権を放棄するように設定することができます。
上記2点は間違えていると思うのですが、いかがでしょうか。
1.については、FBA在庫画面では、保管日数による絞り込みは、0-60日/61-90日/91-180日/181-330日/331-365日/365日以上 の6つのチェックボックスの1つまたは複数にチェックをつけて絞り込む形式です。また、在庫の保管日数で並び変えをしようとしても、この並び変えは、1日単位ではなく、チェックボックスと同じ0-60,61-90という一定期間で区切られているので、271日以上で絞り込む事はできません。
どうすれば、271日以上の在庫を一目で確認する事、絞り込む事ができるのでしょうか。
2.については、メールの文面を見ると、自動返送/廃棄の設定をすれば、あたかも課金を避けられるような事を言っているように聞こえますが、実際はそうではありません。
FBA長期保管在庫の自動返送廃棄設定の適用対象は365日以上経過の在庫で、最近のAmazonの変更により、従来は365日以上の在庫のみに対して課金されていた長期保管手数料が、271日以上経過した在庫に対しても追加で課金対象となったという事で、その271日経過の在庫に対して自動返送/廃棄する設定はありません。そのために長期保管在庫の自動返送設定はYESにしている私に対しても「このままでは課金されるよ」という警告がこのメールの趣旨のはずです。
このメールの発信者は、そんなAmazonのFBA在庫保管手数料変更の経緯を知らないように思えます。まあ、経緯を知らない人から見ると、常識的に考えれば、365日以上経過した在庫に対して課金し、自動返送廃棄の設定があるのに、なぜ271日以上の在庫に対して課金するのか、271日以上経過の在庫に対して自動返送廃棄設定がないのか、意味不明で混同したとしても不思議ではありませんが。
いずれにしても、Amazonが発信したメールの内容は正しくないように思えます。この件についてはテクニカルサポートにも問い合わせしましたが、見当違いの回答しか得られませんでした。
メールを受け取って違和感を感じたので投稿いたします。
===========メール原文===========
平素はAmazonをご利用いただき誠にありがとうございます。
ご納品いただいた在庫の保管日数が271日以上の商品をお持ちの販売事業者様へ、長期在庫追加手数料についてお知らせいたします。
このまま対象の在庫を継続して保管された場合、次回の在庫一掃チェック日(2023年12月15日)に国内のフルフィルメントセンターに271日以上保管されている在庫がxxx点になります。次回の在庫一掃チェック日(2023年12月15日)までに在庫の返送/所有権の放棄の依頼などの対応がされない場合、xxxx円の長期在庫追加手数料が発生いたします。
該当の長期保管在庫は、以下FBA在庫ページリンク内の在庫の”保管日数”欄を参照いただくことでご確認いただけます。
https://sellercentral.amazon.co.jp/inventoryplanning/manageinventoryhealth?sort_column=inventory_age&sort_direction=desc&sort_age_bucket=bucket_365_plus&sort_column_sub=&INVENTORY_AGE=INVENTORY_AGE_365_PLUS
長期在庫追加手数料を回避するために、以下の対応をご検討ください。
・数量限定タイムセールの作成: 数量限定タイムセールは、限定された時間内にタイムセールページに対象商品を掲載するプロモーションです。数量限定タイムセールに出品することで長期保管在庫の販売を促進することができます。詳しくは、以下をご確認ください。
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/G202111490
・在庫処分タイムセールの作成: タイムセールを作成して、対象商品をAmazon在庫処分セールページに掲載できます。このオプションにより、長期保管在庫の販売を促進することができます。詳しくは、以下をご確認ください。
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/GHLYT4TPVCY2MJE3
・返送/所有権の放棄依頼を依頼: 返送/所有権の放棄を依頼して、長期保管在庫をお手元へ返送または廃棄を依頼することができます。詳しくは、以下をご確認ください。
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/G200280650
長期保管在庫になることをあらかじめ避けたい場合は、以下の販売可能な在庫の自動設定ページで、長期在庫追加手数料の対象となる在庫を自動的に返送、または所有権を放棄するように設定することができます。
販売可能な在庫の自動設定
https://sellercentral.amazon.co.jp/recoveryui/removal-setting/automated-lts
詳しくは、在庫の返送/所有権の放棄(概要)をご確認ください。
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/G200678710
長期在庫追加手数料(概要)については、以下をご確認ください。
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/200684750
ご不明な点がありましたら、テクニカルサポートにお問い合わせください。
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub
今後ともFBAをよろしくお願いいたします。
Amazon.co.jp
=======メールここまで============
Amazon発のメール「【重要】 未対応の場合、長期在庫追加手数料が発生するFBA在庫があります」の内容の誤りについて
昨日(12/6)、「【重要】 未対応の場合、長期在庫追加手数料が発生するFBA在庫があります」というタイトルのメールが届きました。同じ内容のメールが届いた方、いらっしゃいますか?内容を見て何か変だと感じた方はいないでしょうか。私は届いたメールの内容が誤っているように思えます。
メールの趣旨は、長期保管在庫手数料課金対象(271日以上)のFBA在庫を抱える出品者に対して、「放置しておくと課金されるから対応(返送やセールによる在庫処分)を検討してくれ」というものです。そして、メールには以下のように記されています。
1.「該当の長期保管在庫は、以下FBA在庫ページリンク内の在庫の”保管日数”欄を参照いただくことでご確認いただけます。」
2.「長期保管在庫になることをあらかじめ避けたい場合は、以下の販売可能な在庫の自動設定ページで、長期在庫追加手数料の対象となる在庫を自動的に返送、または所有権を放棄するように設定することができます。
上記2点は間違えていると思うのですが、いかがでしょうか。
1.については、FBA在庫画面では、保管日数による絞り込みは、0-60日/61-90日/91-180日/181-330日/331-365日/365日以上 の6つのチェックボックスの1つまたは複数にチェックをつけて絞り込む形式です。また、在庫の保管日数で並び変えをしようとしても、この並び変えは、1日単位ではなく、チェックボックスと同じ0-60,61-90という一定期間で区切られているので、271日以上で絞り込む事はできません。
どうすれば、271日以上の在庫を一目で確認する事、絞り込む事ができるのでしょうか。
2.については、メールの文面を見ると、自動返送/廃棄の設定をすれば、あたかも課金を避けられるような事を言っているように聞こえますが、実際はそうではありません。
FBA長期保管在庫の自動返送廃棄設定の適用対象は365日以上経過の在庫で、最近のAmazonの変更により、従来は365日以上の在庫のみに対して課金されていた長期保管手数料が、271日以上経過した在庫に対しても追加で課金対象となったという事で、その271日経過の在庫に対して自動返送/廃棄する設定はありません。そのために長期保管在庫の自動返送設定はYESにしている私に対しても「このままでは課金されるよ」という警告がこのメールの趣旨のはずです。
このメールの発信者は、そんなAmazonのFBA在庫保管手数料変更の経緯を知らないように思えます。まあ、経緯を知らない人から見ると、常識的に考えれば、365日以上経過した在庫に対して課金し、自動返送廃棄の設定があるのに、なぜ271日以上の在庫に対して課金するのか、271日以上経過の在庫に対して自動返送廃棄設定がないのか、意味不明で混同したとしても不思議ではありませんが。
いずれにしても、Amazonが発信したメールの内容は正しくないように思えます。この件についてはテクニカルサポートにも問い合わせしましたが、見当違いの回答しか得られませんでした。
メールを受け取って違和感を感じたので投稿いたします。
===========メール原文===========
平素はAmazonをご利用いただき誠にありがとうございます。
ご納品いただいた在庫の保管日数が271日以上の商品をお持ちの販売事業者様へ、長期在庫追加手数料についてお知らせいたします。
このまま対象の在庫を継続して保管された場合、次回の在庫一掃チェック日(2023年12月15日)に国内のフルフィルメントセンターに271日以上保管されている在庫がxxx点になります。次回の在庫一掃チェック日(2023年12月15日)までに在庫の返送/所有権の放棄の依頼などの対応がされない場合、xxxx円の長期在庫追加手数料が発生いたします。
該当の長期保管在庫は、以下FBA在庫ページリンク内の在庫の”保管日数”欄を参照いただくことでご確認いただけます。
https://sellercentral.amazon.co.jp/inventoryplanning/manageinventoryhealth?sort_column=inventory_age&sort_direction=desc&sort_age_bucket=bucket_365_plus&sort_column_sub=&INVENTORY_AGE=INVENTORY_AGE_365_PLUS
長期在庫追加手数料を回避するために、以下の対応をご検討ください。
・数量限定タイムセールの作成: 数量限定タイムセールは、限定された時間内にタイムセールページに対象商品を掲載するプロモーションです。数量限定タイムセールに出品することで長期保管在庫の販売を促進することができます。詳しくは、以下をご確認ください。
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/G202111490
・在庫処分タイムセールの作成: タイムセールを作成して、対象商品をAmazon在庫処分セールページに掲載できます。このオプションにより、長期保管在庫の販売を促進することができます。詳しくは、以下をご確認ください。
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/GHLYT4TPVCY2MJE3
・返送/所有権の放棄依頼を依頼: 返送/所有権の放棄を依頼して、長期保管在庫をお手元へ返送または廃棄を依頼することができます。詳しくは、以下をご確認ください。
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/G200280650
長期保管在庫になることをあらかじめ避けたい場合は、以下の販売可能な在庫の自動設定ページで、長期在庫追加手数料の対象となる在庫を自動的に返送、または所有権を放棄するように設定することができます。
販売可能な在庫の自動設定
https://sellercentral.amazon.co.jp/recoveryui/removal-setting/automated-lts
詳しくは、在庫の返送/所有権の放棄(概要)をご確認ください。
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/G200678710
長期在庫追加手数料(概要)については、以下をご確認ください。
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/200684750
ご不明な点がありましたら、テクニカルサポートにお問い合わせください。
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub
今後ともFBAをよろしくお願いいたします。
Amazon.co.jp
=======メールここまで============
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Seller_iAqneBZP2njVC
長期在庫手数料が271日以上になったのだから、資料や自動返送も271日に合わせたらどうか、と、こういうことですね。同意見です。