2022年6月6日より、出品者出荷の注文に対する購入者都合のキャンセルを出品者が管理する方法が変更されます。
キャンセル手順:
購入者はアカウントサービスにアクセスして注文履歴をクリックし、キャンセルをリクエストを選択する必要があります。
購入者がリクエストした注文をキャンセルするには、以下の手順に従います。
以下の画像は、手順2と3の例を示しています。注文管理ページで、キャンセルする注文を選択し、注文キャンセルをクリックします。
手順4の例。ドロップダウンメニューから、キャンセルの理由として購入者によるキャンセルを選択します。
公式のキャンセル手順に従わずに、購入者がマーケットプレイス・メッセージ管理からのみリクエストしたキャンセルは、非公式の購入者都合の注文キャンセル手段と見なされます。そのため、マーケットプレイス・メッセージ管理から購入者のリクエストに応えて注文をキャンセルすると非公式のキャンセルとなり、出品者のキャンセル率指標に影響します。
指標に影響する方法で注文がキャンセルされないようにするには、購入者からのメッセージに返信し、上記の公式の手順でキャンセルするよう購入者に依頼します。
購入者への返信に、次のような手順を記載します。 「Amazonアカウントでご注文を確認していただけます。アカウントサービスにアクセスして注文履歴をクリックし、キャンセルをリクエストを選択してください。」
注文レポートを使用して注文を処理する出品者の場合、is-buyer-requested-cancelationという追加のフィールドが注文レポートに表示されます。is-buyer-requested-cancelationの項目には、その注文に対して購入者によるキャンセルリクエストがある場合はTRUE、そうでない場合はFALSEが表示されます。
以下の画像で確認できます。
購入者都合のキャンセルがリクエストされたすべての注文を確認するには、注文レポートの項目を追加または削除するにアクセスし、購入者がキャンセルをリクエストしましたというフィールドのトグルオプションを切り替えます。
以下の画像で確認できます。
注文API
購入者がリクエストしたキャンセルを出品者に対して強調表示するため、Amazonは注文APIセクションの更新を行います。
AmazonマーケットプレイスWebサービス(MWS API)
注文のキャンセルが購入者からリクエストされた場合、以下のようになります。
販売パートナー(SP)- API
注文APIと同様に、販売パートナーAPIでは、購入者都合による注文のキャンセルがリクエストされた場合、以下のようになります。
1.購入者都合による注文のキャンセルがリクエストされた場合、ordersV0GettOrderItemsListには、処理内容の各OrderItemに関するisBuyerRequestedCancelフラグとbuyerCancelReason文字列が含まれます。
2.購入者都合による注文のキャンセルがリクエストされた場合、isBuyerRequestedCancelフラグがTrueに設定されます。
3.buyerCancelReasonに、購入者が指定したキャンセルの理由が表示されます。
返品や返金を減らすために、購入者都合のキャンセルリクエストを確実に把握できるよう、購入者都合のキャンセルについて通知してほしいという出品者からの要望がありましたので、このような変更を行いました。
キャンセル率のポリシーやキャンセル率指標の計算方法に変更はありません。詳しくは、キャンセル率をご覧ください。
はい。購入者都合のキャンセルリクエストは、以下の方法で通知されます。
いいえ。注文レポートを使用しなくても、購入者都合のキャンセルはEメール、セラーセントラルの注文管理ページ、API経由で通知されます。注文レポートをダウンロードするメリットは、すべての購入者都合のキャンセルを1つのレポートで確認できることです。購入者がキャンセルをリクエストしましたというフィールドを有効にするには、トグルオプションを切り替える必要があります。
購入者が、マーケットプレイス・メッセージ管理のみで注文のキャンセルをリクエストした場合は、非公式のリクエストと見なされます。この注文をキャンセルすると、キャンセル率の指標に影響します。
マーケットプレイス・メッセージ管理は、購入者が注文のキャンセルをリクエストするための非公式の手段と見なされます。指標に影響する方法で注文がキャンセルされないようにするには、購入者からのメッセージに返信し、上記の公式の手順でキャンセルするよう購入者に依頼します。
購入者への返信に、次のような手順を記載します。 「Amazonアカウントでご注文を確認していただけます。アカウントサービスにアクセスして注文履歴をクリックし、キャンセルをリクエストを選択してください。
はい。現在と同じ方法で、引き続きマーケットプレイス・メッセージ管理を使用して購入者と連絡を取ることができます。
キャンセルに関するメッセージは重要なメッセージと見なされ、購入者が重要ではないメッセージを受信しないように設定していても、購入者に配信されます。
現時点では、購入者都合の注文キャンセルに対して出品者が注文を出荷することを選択した場合、キャンセル率指標へのマイナスの影響はありません。
いいえ。この更新によって、キャンセル率指標にマイナスの影響を与えるキャンセルの種類に変更はありません。
キャンセルを行った人 | キャンセルのシナリオ | キャンセル率にマイナスの影響がありますか? |
購入者 | 1.購入者が公式のキャンセルリクエストを送信したため、キャンセルを行います | いいえ |
2.購入者がマーケットプレイス・メッセージ管理のみでキャンセルをリクエストしたため、キャンセルしています(非公式のキャンセル手順) | はい | |
出品者 | 1.商品が在庫切れになったため、キャンセルを行います | はい |
2. 配送不可の住所であったため、キャンセルを行います | はい | |
3.購入者から返信がないため、キャンセルを行います | はい | |
Amazon | 1.出品者が出荷予定日から7日以内に出荷通知を送信しなかったため、Amazonによって注文が自動的にキャンセルされました | はい |
2.購入者の不正行為が検出されたため、Amazonによって注文が自動的にキャンセルされました | いいえ | |
3.支払いの確認に失敗したため、Amazonによって注文がキャンセルされました | いいえ |