配送設定の自動化を使用すると、各配送地域に対して、正確な配送地域と配送所要日数を設定した配送パターンをすばやく作成できます。 Amazonでは、出品者が使用する配送会社が提供している配送サービスの正確な配送所要日数を適用し、発送元住所から購入者の所在地までの配送所要日数を動的に算出します。Amazonでは、配送パターンを定期的に更新して、配送会社の配送サービスに対して最新の配送時間を反映します。これにより、出品者は配送パターンを手動で管理しなくても、常に正確な配送設定が実施されます。
配送設定の自動化は以下をサポートしています:
出品者出荷による商品の配送設定の自動化を有効にするには、以下の手順に従います。
マケプレプライム対象商品の配送設定の自動化を有効にするには、以下の手順に従います。
購入者は、すぐに届く商品を購入したいと思っています。一方で、配送地域ごとに正確な配送所要日数を提供するには、出品者が利用する配送サービスの配送能力を正確に計算して追跡する必要があり、出品者自身が行うのは難しい場合があります。 実際にAmazonでは、多くの出品者が、通常配送の配送所要日数を実際より長く設定したり、同じ費用でお届けできるにもかかわらず迅速に配送できる地域を制限するよう設定しています。この不必要に長いお届け予定日は、購入者とって魅力的ではありません。
プライム配送と通常配送の両方で配送設定の自動化を使用すると、出品者は数回クリックして発送元と使用する配送会社の配送サービスを入力するだけで、配送地域と配送所要日数の計算プロセスを大幅に簡略化できます。Amazonでは、配送会社がAmazonに提供した配送会社の配送能力に関する最新のデータを使用して、異なる配送地域に対する正確な配送所要日数を計算します。出品者自身が複雑な計算や配送会社の配送パフォーマンスの追跡を行う必要がなくなり、お届け予定日がより正確になります。
配送設定の自動化テンプレートで有効にした配送サービスを使用して注文を出荷し、購入者の配送予定日を守るように配送することが必要です。 Amazonは出品者の配送パフォーマンスを監視し、期日内配送率が要件を満たさなかった場合に購入者を保護するために、お届け予定日を延長して時間を追加することがあります。
Amazonは配送会社の配送パフォーマンスを追跡します。それにより、発送元住所から購入者の所在地までの、配送会社の配送サービスにおける最新の配送所要日数を自動的に設定します。
プライムまたはプライム対象外のお急ぎ便関連プログラム対象地域は、発送元住所や配送会社の配送サービスなど、配送設定の自動化設定を使用して、1日および2日以内に配送できる場所に基づいて自動的に計算されます。また、Amazonでは、配送会社の最新の配送パフォーマンスに基づいて配送地域を定期的に調整し、プライムまたはプライム対象外のお急ぎ便関連プログラムの配送範囲に可能な限り正確に期日内配送できるようにしています。
発送元住所は最大10か所まで選択できます。プライムまたはプライム対象外のお急ぎ便関連プログラムの配送地域は、マケプレお急ぎ便(翌々日)およびマケプレお急ぎ便(翌日)の注文に対して、選択した配送サービスにより、各発送元住所から配送できるすべての地域をまとめたもの(あるいは合計)になります。
配送設定の自動化では、出品者出荷の通常配送、出品者出荷のお急ぎ便関連プログラム、マケプレプライムなど、配送オプションごとに配送会社の配送サービスを選択できます。 これらの配送オプションに使用する配送会社の配送サービスを選択する必要があります。配送設定の自動化設定の設定画面に表示される配送会社の配送サービスは、すべて選択できます。
はい。配送パターンに使用する配送サービスをすべて選択してください。プライムまたはプライム対象外のお急ぎ便関連プログラムの配送地域は、選択した配送サービスで配送できるすべての地域をまとめたもの(あるいは合計)が設定されます。
出品者出荷の通常配送では、配送料の上昇を避けるため、配送所要日数が最も長い配送サービスを選択します。たとえば、2種類の配送サービスの配送所要日数について、同じ購入者の所在地にそれぞれ1~2日と3~4日で提供可能な場合、Amazonは3~4日の配送サービスを選択します。最長の配送所要日数が複数の配送方法で同じ場合は、その中から最短の配送所要日数の配送方法が選択されます。たとえば、2種類の配送サービスの配送所要日数について、同じ購入者の所在地にそれぞれ2~4営業日と3~4営業日で提供可能な場合、Amazonは2~4営業日の配送サービスを選択します。
Amazonでは、出品者が使用する配送会社の配送サービスを利用して、発送元住所から購入者の所在地までの配送所要日数を非常に詳細な単位(例:出荷元郵便番号上3桁・お届け先郵便番号7桁)で動的に計算します。 またAmazonでは、配送所要日数を正確にするため定期的な更新も行っています。出品者の利便性を優先し、配送所要日数についての管理情報を大量に表示することはありません。
はい、自動配送設定はいつでも更新できます。配送パターンを選択し、配送パターンを編集をクリックします。配送パターンの編集ページで、配送設定の自動化のトグルボタンの右側にある編集をクリックします。その後、発送元住所と配送サービスを更新できます。確定をクリックすると、更新された配送設定の自動化設定に基づいて、自動配送設定が更新されます。
プライムまたはプライム対象外のお急ぎ便関連プログラムのカバー率は、発送元住所から出品者が選択した配送サービスで配送可能である、プライムまたはプライム対象外のお急ぎ便関連プログラムの対象地域内の人口数(日本)の割合として計算されます。
Amazonが自動配送パターンのプライム対象地域または配送所要日数を更新すると、新しいバージョンの配送パターンが作成されます。更新は、配送パターンの修正履歴で確認できます。
選択した配送サービスで、地域内のすべての郵便番号に期日内に配送できる場合、その地域はプライム対象地域として有効になります。その地域内の一部の郵便番号に対して期日内に配送できないことが判明した場合、顧客満足を維持するために、その地域はプライム対象地域としては無効となる可能性があります。ただし、配送サービスの配送時間が改善されると、プライム対象外の地域がプライム対象地域に変更されます。
いいえ。現在、配送地域の自動化は、離島以外の北海道、本州、四国、九州(および沖縄)から発送する出品者に対してのみ有効です。技術的には、離島から発送を行う出品者は配送地域の自動化を有効にできますが、この機能では、離島の出品者が属する本土地域から商品が出荷されると想定しているため、配送予定日を守ることができない可能性が高くなります。
はい。トグルボタンをクリックして、配送パターンで地域を手動で選択することで、配送地域の自動化を無効にできます。
いいえ。配送設定の自動化は、出品者が指定している出荷元住所と配送会社の配送実績に基づいて、各配送地域へより正確な配送所要日数を算出しているため、実績よりも短い配送所要日数を表示することがありません。また、Amazonは97%を超えるお届け予定日の配達率(OTDR)を維持することを推奨していますが、現時点ではこの目標値を満たしていないことに対するペナルティーはありません。