購入者は、自分の注文した商品がどこにあり、いつ受け取れるのか知りたいと考えています。追跡可能率は、その期待にどれだけ応えているかを示すパフォーマンス指標です。
特定の30日間で追跡可能率が95%未満となったカテゴリー(GL)については、出品者出荷での出品資格が停止される場合があります。以下に該当する場合は、追跡可能率の計算対象となります。
* 「出荷通知を送信」画面で入力する梱包の単位を指します1つの梱包あたり、1つのお問い合わせ伝票番号が付与されます。
** 日本の出品者の場合、お届け予定日が2022年8月23日の注文から、梱包ごとの注文金額が2,000円以上から1,000円以上(消費税抜き・配送料込み)へと変更になります。
追跡可能率の算出対象となる梱包ごとに、正しい配送会社名と有効なトラッキング番号/お問い合わせ伝票番号の入力が必要です。また、出品者はAmazon上で追跡可能な配送会社を利用する必要があります。対象となる梱包を元に、商品カテゴリー(GL)ごとに追跡可能率が算出され、特定の30日間で追跡可能率が95%未満となったカテゴリーについては出品者出荷での出品資格が停止されます。資格の回復には、「出荷遅延率」「出荷前キャンセル率」の改善計画と同様に改善計画を提出し、Amazonによる承認が必要となります
現在、お問い合わせ伝票番号を提供できるのは以下の配送会社です。
China Postの場合、お問い合わせ伝票番号の下2桁が「CN」の場合のみ、追跡が可能です。
配送会社名(日本語) | 配送会社名(英語) |
---|---|
ヤマト運輸 | YAMATO TRANSPORT |
佐川急便 | SAGAWA EXPRESS |
日本郵便 | Japan Post |
4PX | 4PX |
China Post | China Post |
DHL | DHL |
FedEx | FedEx |
SF Express | SF Express |
SFC | SFC |
UPS | UPS |
Yanwen | Yanwen |
YDH | YDH |
Yun Express | Yun Express |
Sunyou | Sunyou |
WanbExpress | WanbExpress |
ただし、以下に該当する場合は追跡可能率の計算対象より除外されます。
西濃運輸 | 福山通運 | セイノースーパーエクスプレス | スーパーカーゴサービス | 大川配送 |
エスライン | エスラインギフ | トールエクスプレス | トナミ運輸 | ホームロジスティクス |
久留米運送 | 近物レックス | 新潟運輸 | 第一貨物株式会社 | 日本通運 |
名鉄運輸 |
* 日本の出品者の場合、お届け予定日が2022年8月23日の注文から、梱包ごとの注文金額が2,000円以上から1,000円以上(消費税抜き・配送料込み)へと変更になります。
Amazonで高い顧客満足度を提供するために、2021年8月9日以降、中国の出品者(香港を含む)にも以下の情報が必要となります。
中国から日本への配送において、追跡可能率はどのように計算されますか?
追跡可能率は、有効なお問い合わせ伝票番号付きの梱包数を、出荷通知された梱包数の合計で割った数です。価格が1,000円未満の梱包(消費税抜き・配送料込み)については、少なくとも1回のスキャンがAmazonで記録されている場合、お問い合わせ伝票番号が有効と見なされます。価格が1,000円以上の梱包(消費税抜き・配送料込み)については、少なくとも2回のスキャンがAmazonで記録されている場合、お問い合わせ伝票番号が有効と見なされます。これには、配達完了または不在による持ち戻りが含まれます。
部分的に追跡可能な配送方法は、追跡可能率を計算するための有効なお問い合わせ伝票番号として認められますか?
現在、新しく適用された要件に出品者が対応できるよう、部分的に追跡可能な配送方法はすべて有効と見なしています。ただし、2021年8月9日以降、部分的に追跡可能な配送方法のお問い合わせ伝票番号は、価格が1,000円未満(消費税抜き・配送料込み)の梱包で、配送会社によるスキャンが少なくとも1回行われる配送方法の場合にのみ有効と見なされます。価格が1,000円以上(消費税抜き・配送料込み)の梱包の場合、それぞれの配送方法でスキャンが複数回行われ、そのうちの1つが配達完了または不在による持ち戻りである場合、お問い合わせ伝票番号が有効であると見なされます。
追跡可能率を算出するには、有効なお問い合わせ伝票番号付きの梱包数を、出荷通知された全梱包数で割ります。
たとえば、出荷通知済み梱包が200個あり、そのうち190個に有効なお問い合わせ伝票番号が付いている場合、追跡可能率は95%(190÷200=0.95=95%)です。
前記のとおり、追跡可能率は指定された30日間でカテゴリー(GL)ごとに計測され、95%未満となったカテゴリー(GL)について出品者出荷での出品資格が停止される場合があります。
追跡可能率は、30日単位で計測されます。どの注文がレポートの指標に含まれるかは、お届け予定日によって決定されます。追跡可能率は、不備のないデータとなるために日数を要するため、10日前までの指標が表示されます。