クレジットカード、Amazonギフト券、Amazonポイントのほか、コンビニエンスストア、ATM、ネットバンキング、電子マネーを利用した先払いや、代金引換で支払うことができます。
代金引換に関する購入者のヘルプページはこちらから確認できます。
代金引換を利用する出品者は、事前に代金引換利用規約に合意する必要があります。
代金引換には配送会社との契約や専用伝票が必要となります。また、出品用ツールを使用して代金引換の注文を適切に管理できるかどうか必ず確認してください。
出品者には、配送会社を通じて購入者から商品代金を回収する責任が課せられます。代金引換の注文において、出品者が対応や処理を誤ったり、配送会社を通じて購入者から商品代金を回収できなかったとしても、Amazonではその責任を負うことはありませんので十分ご留意ください。
Amazonでは、代金引換をご利用いただける出品者に一定の基準を設けています。代金引換をご利用いただける出品者の出品用アカウント情報では、支払い方法の設定に代金引換を有効にするための設定項目が表示されます。
出品者がこの項目を有効することにより、購入者は出品者の商品を代金引換で注文することができるようになります。代金引換決済機能のご利用にあたっては、月額使用料や販売手数料以外の、特別な申込金や利用料などの追加料金は必要ありません。
上記項目が表示されない、または有効に設定できない場合は、出品者はAmazonの定める基準に達しておらず、代金引換を利用することができません。
代金引換手数料は、すべての出品者に対して一律のAmazonが定める額となります。出品者が個別に設定することはできません。
出品者は、代金引換を有効にした後、都合に合わせていつでも無効に切り替えることができます。
代金引換の利用を停止するには、出品用アカウント情報の支払い方法の設定で、代金引換のオプションを無効にします。
代金引換を無効に設定すると、それ以降、代金引換注文は新規に入らなくなりますが、設定前に受けた代金引換の注文については、変更はありませんので、引き続き代金引換での対応を行う必要があります。
代金引換の対応ができない商品、たとえば高額商品などの場合、その商品(SKU)に対して個別に代金引換を使用しないように設定することができます。
商品が在庫切れで出荷できない場合、注文はキャンセルしてください。
注文が保留中に商品の在庫切れが確認できた場合は、その保留中の注文をキャンセルすることができます。
代金引換の注文の場合、注文管理画面に「代金引換決済」が表示されます。
購入者は、商品代金の一部をAmazonギフト券またはAmazonポイントで先払いすることができます。その場合、先払い額が売上として計上され、販売手数料が出品用アカウントに計上されます。Amazonギフト券またはAmazonポイントで支払われる金額に応じて、残高が増加あるいは減少します。
代金引換回収額は注文合計額から先払い額を控除した額となります。配送会社に代金引換で発送を依頼する際には、常に代金引換回収額をご利用ください。
代金引換注文の出荷通知を送信するには、「これは代金引換の注文です。回収額は○○円です。」 のチェックボックス(出荷確認ページ)にチェックを入れて確認する必要があります。
チェックを入れることによって、注文が代金引換であることを再確認することができます。また、代金引換の場合、トラッキング番号/お問い合わせ伝票番号の入力が必須となります。
購入者とのメッセージ管理から購入者に連絡をとり、期日を設定した上で回答を求めてください。購入者が回答しない場合は、注文をキャンセルします。注文のキャンセルについてはこちらをご覧ください。
代金引換で注文された商品が宛先不明、または購入者が商品の受け取りを拒否して商品が出品者に戻ってきた場合は、全額返金処理を行ってください。その際には必ず「発送先住所に配送不可」または「受取拒否」のいずれかを返金理由として選択してください。これらの返金理由が指定されると、課金された販売手数料等が出品用アカウントへ戻される処理がおこなわれますので、必ず返金理由を指定するようにしてください。なお、購入者が商品未受領の場合は、商品代金は未回収となるため、実際に購入者へ返金されることはありませんが、購入者がAmazonギフト券やAmazonポイントで商品代金の一部を先払いしていた場合は、この返金処理によって先払い額分がAmazonギフト券やAmazonポイントで購入者へ返金されます。
この返金の手続きをすることで、商品の出荷時にAmazonが計上した販売手数料が出品者のペイメントアカウントに戻されます。
出品者には、配送会社を通じて購入者から商品代金を回収する責任が課せられます。
代金引換の注文において、出品者が対応や処理を誤ったり、配送会社を通じて購入者から商品代金を回収できなかったとしても、Amazonではその責任を負うことはありませんので十分ご留意ください。
代金引換注文で返品を受けた場合、受け取った代金を購入者に返金する必要があります。返金処理はセラーセントラルで行います。
返金処理を行うことにより、Amazonから購入者へAmazonギフト券、またはギフト券と銀行振込による現金で返金が行われ、返金額が出品者アカウントに計上されます。
出品者は配送会社経由で購入者から直接代金を回収するため、出品者が商品代金を実際に回収したかどうかについて、Amazonでは確認することができません。
そのため出品者は、返金前に代金引換の商品代金が回収済みであることを自身で責任をもって確認する必要があります。
注文管理から返金するを選んで詳細を確認し、代金引換の注文であることを示すチェックボックスにチェックを入れてから返金を実行してください。
返金手段は、購入者の支払いオプションによって決定されます。購入者がクレジットカードで支払った場合、クレジットカードに返金額を入金します。
購入者が、Amazonギフト券、コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー決済、代金引換のいずれかで購入した場合、Amazonギフト券、および/または銀行振込による現金での返金となります。また、購入者がAmazonポイントで購入した場合、Amazonポイントが購入者のアカウントへ戻ります。
購入者から支払いに関してお問い合わせを受けた場合は、Amazonカスタマーサービスをご案内ください。
代金引換の注文に対して全額返金を行うと、代金引換の手数料(330円)も返金額に含まれてしまいます。
代金引換の手数料のみ、もしくは指定の商品代金のみの返金を行う場合には、「一部返金」をクリックし、返金希望額を入力して処理を進めてください。
1件の注文番号に複数の商品が注文されている場合、代引き手数料も商品ごとに按分されて計上されます。そのため、商品代金の一部とともに手数料の一部を返金することもできます。
システムを利用して注文管理を行っている出品者は、代金引換決済機能の利用を有効にする前に、システムが代金引換の注文を適切に処理できるかどうか必ず確認してください。
必要なシステムの変更を行わないで代金引換決済機能を有効にすると、システムによる注文処理が動作しなくなる可能性があります。
代金引換を無効にしても、レポートに追加された項目は削除されませんのでご注意ください。
サードパーティー提供のシステムについては、開発元にお問い合わせください。
代金引換を有効にすると、注文レポート、保留中の注文レポート、未出荷の注文レポートの最後のカラムに以下の項目が追加されます。代金引換の注文の場合には必要な値が設定されます。
項目 | 説明 |
---|---|
支払い方法 (payment-method) | 支払い方法を表すコード。代金引換の場合はCOD、その他の支払い方法の場合は空白。 COD:代金引換 (空白):その他の支払い方法 |
代金引換回収額 (cod-collectible-amount) | 配送会社を通じて代金引換で回収すべき金額。 先払い額がある場合、それを控除した金額を表示します。注文に複数商品が含まれる場合、各商品行には注文レベルの金額が繰り返されます。 |
先払い額 (already-paid) | 代金引換の際、Amazonギフト券で支払った前払額。 先払い額は別途Amazonより支払われるので直接代金回収しないでください。注文に複数商品が含まれる場合、各商品行には注文レベルの金額が繰り返されます。 |
代金引換手数料 (payment-method-fee) | 代金引換の手数料。 注文に複数商品が含まれる場合、各商品行に按分されます。各商品行の金額の合計が注文レベルの金額となります。 |
代金引換を有効にすると、以下の出品レポートの最後のカラムに、「使用しない支払い方法(optional-payment-type-exclusion)」という項目が表示されます。
SKUに対してそれぞれの支払い方法を対象外とした場合、以下が表示されます。空欄の場合は、対象外の支払い方法が設定されていないことになります。
表示される値 | 値の説明 |
---|---|
cash_on_delivery | 代金引換を対象外とする |
cvs | コンビニ決済を対象外とする |
cash_on_delivery,cvs | 代金引換およびコンビニ決済の両方を対象外とする |
代金引換を有効にすることによって、決済レポートのフォーマット自体に変更はありません。代金引換のトランザクションがあると、レポートの以下の項目に代金引換を表す種類コードが表示され、関連する項目にその金額が表示されます。
項目 | 金額 |
---|---|
price-type | COD (代金引換手数料) |
price-amount | price-typeに対する金額 |
direct-payment-type | CollectOnDeliveryRevenue(代金引換による売上) |
direct-payment-amount | direct-payment-typeに対する金額 |
代金引換の注文には、「DirectPayment」をcod-collection-methodの項目に指定する必要があります。この値を指定せずに出荷通知フィードを代金引換注文に対して送信した場合、処理エラーが発生します代金引換の注文には、必ず「DirectPayment」を指定するようにしてください。
購入者が複数の商品を注文しそれらの商品が複数回に分割出荷される場合は、全ての出荷が完了した時点で出荷通知テンプレートを送信してください。つまりAmazonに対して出荷通知テンプレートを送信するのは、常に一度のみとなりますのでご注意ください。
最新の注文修正テンプレートには、代金引換の項目が追加されています。返金処理のフィードを送信する前に、代金引換の商品代金が回収されていることを必ず確認してください。
代金引換の注文に対して返金をおこなう場合は、以下の項目に値を入力します。
最新の在庫ファイル、出品ファイル(L)、出品ファイル(I)、ミュージックの商品登録ファイルには、使用しない支払い方法の項目が追加されています。コンビニ決済、代金引換をSKU単位で無効にする場合は、以下を入力します。空欄の場合は、対象外の支払い方法が設定されていないことになります。
入力する値 | 値の説明 |
---|---|
exclude cod | 代金引換を対象外とする |
exclude cvs | コンビニ決済を対象外とする |
exclude code, cvs | 代金引換およびコンビニ決済の両方を対象外とする |
exclude_none | 対象外の支払い方法無し |